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2007/11/19

2007展示会終了

Galle0カフェ&ギャラリー ガレでの展示会、無事終了いたしました。
私はといえば会場に行くとランチやらケーキやらずっと食べ続け、楽だと思ってた喫茶店での個展も(こんなところに思わぬ落とし穴が !? ) などと思ってしまいましたよ。毎日行ってたら確実に太っていたところでした。(・・って、去年のアートカフェと同じことを書いてる気がしますね。)

今回の展示会でははじめて銅版画を展示してみましたが、やはり手彩色をほどこした物とか、雁皮紙を使ってきれいにプリントされていた物とか、自分でも一番手をかけた作品が人気があったように思います。
何よりも嬉しかったのは、ガレに集まる他の作家さんたちと知り合いになることができていろいろお話を聞けたことですね。
ガレのオーナーさんもとても親身になってくださる優しい方で有意義な時間を過ごすことができました。
そして、お忙しい中来てくださった皆様、本当にありがとうございました!

          Galle

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2007/11/15

銅版画制作ノート07秋

さて、きょうは5日くらい前に摘んで押し葉にしておいた葉っぱを載せて、ソフトグランドをしてみたいと思います。
全体に適当に葉っぱを載せてプレスしてみると、さすがに押し葉になっているのでぐちゃっとはなりません。
・・・なりませんが、ぴったりソフトグランド液にくっついて剥がれませんよ??
ニードルで端のほうをつんつんして浮かして剥がそうと試みてみますが、テキもさる者ペリッと途中から破れて少ししか剥がれてきません。乾燥してますもんね・・押し葉ですから。
たっぷり1時間、剥がそうと奮闘しましたが、そのうちニードルでつんつんした所が傷ついてなんだか悲惨な感じになってきました。
先生に「剥がれません。」と言ってみます。ソフトグランドに適さない葉っぱもどうやらあるようです。そういえば、ミモザの乾燥した葉っぱでやっぱり剥がれなくて失敗したことがありましたっけ。乾燥度合も前日くらいの押し葉だったらよかったのかもしれませんね。
そのうちに、水で濡らしてみれば乾燥した葉っぱが少し湿って剥がれやすくなるのでは、とアドバイスされてやってみると、「おおぅ!」 ずっと剥がれやすくなったではありませんか。もっと早く言ってくれって感じです。もうニードルでつんつんして余計な傷がいっぱいついてしまいましたよ。ちょっとこれはやり直さないとダメみたいです・・・

押し葉を使い切ってしまったので、念のためと思って途中で摘んできた生の葉っぱを使うしかありませんね、これは。剥がすのに余計な時間を使ってしまいました。こうなったら生葉で挑戦です。
すっかりキレイに拭き取ってから、ソフトグランド液を銅版にかけて生葉を載せてプレスします。
助手の人に手伝ってもらって、ものすご~く弱く圧の調整をしてもらいます。助手さん曰く「たぶん弱~くなってるはず・・・」 ということで、プレス機を回してみると、なんだかきょうは手ごたえがない感じでするすると回ります。おそるおそる開けてみると、左の方に載せた葉っぱはうまくいったみたいですが、右の方に載せたのがぐちゃっとなっていました。助手さん曰く「右の圧が強かったみたいですねー・・」
(ここの学生、よくこのプレス機使ってるなー・・)などと感心してる場合ではありません。時間もないので、右の方はまたあとでやることにして左の方だけ腐食させます。ここまでで、既に2時間半経過。
うまくいかないもんだな・・と思いつつ、右の方のソフトグランドに挑戦します。
4枚載せた葉っぱのうち1枚があまり葉脈がうまく出なかったのですが、あきらめてそのまま腐蝕させます。
時間が過ぎてみんな帰ってしまったのですが、どうしても試し刷りをしないと気が済みません。
無理を言って試し刷りをさせてもらいました。1時間オーバーです。(・・そうです。いつも時間オーバーして迷惑をかけているのは私です。)
手を真っ黒にしてプリントしてる間に、先生と助手さんたちはなにやら「鍋」をはじめちゃってます。助手さん曰く「版画の公募展の締め切りが迫っていて遅くまでやるので自炊してます」
おおー、なんだかウチのご飯より豪華です。

と、いう訳で苦労したソフトグランドの試し刷りです。
 Hasuc
なんだか苦労した割に葉っぱがうるさい感じに見えます。
これ、やらないほうがすっきりして良かったんでないの?って感じですが・・
まだまだこれから、どんどん黒くしていく予定です。

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2007/11/11

銅版画制作ノート07秋

ハスの花を少し彫りこんでみました。夜中にこつこつと彫っていますが、グランドをかけた銅版がよく見えないので苦労します。光のあて具合でエッチングの線が光るので、銅版をあちこちかたむけながら彫り続けます。やっぱり昼間の光の方が見えやすいかもしれません。それにしても、なんだか最近 近くも遠くも見えなくなってきてます。これはもしかして・・・・・。
ハスの花全部は彫れませんでしたが、一度腐蝕し、きょうは途中で買ってきたレースのリボンと摘んできた葉っぱを載せてソフトグランドをしてみたいと思います。
先生に聞いてみると、生の葉っぱだとぐちゃっとなるかもしれないので、押し葉にした方がソフトグランドしやすいということです。でも、押し葉にしてるヒマがないので「圧をものすご~く弱くすればどうでしょう?」と主張して、やってみることになりました。
プレス機の圧力は先生が調整してくださいます。最新のプレス機は圧力が数字で出るようになっていて、入力して調整できるらしいのですが、大学のプレス機は古いので鉄の棒のようなものをプレス機の両側にある丸い穴に入れて、回しながら手動調整します。慣れている人でも難しいそうなので、ここは指をくわえて見ているほかありません。
さて、プレス機を回し始めましたがなんだか「ミリミリミリ・・」と嫌な音が・・・。(先生!なんか圧が強いような気がしますケド?!?!)・・と思っても口に出せません、つか既に遅しです。開けてみると・・・・
ああ、やっぱりね・・。
「うわー、青汁がでちゃってるよ・・そうか、2ミリはあるな、この葉っぱ」と冷静におっしゃる先生。確かに圧の調整は難しそうですなと、銅版の上でぐちゃぐちゃになった かつて葉っぱだったものを見て思います。なんか、レースもしわくちゃになっています。これは大失敗です。
この次まで葉っぱを押し葉にしてこようと思います。とりあえず、きょうはレースだけソフトグランドすることにしました。腐食は銅版を硝酸の中でゆらしながら、境目をわざとぼかした感じにしました。
試し刷りです。
 Hasub


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2007/11/01

銅版画制作ノート07秋

銅版画講座も今回で5回目ともなると、銅板のサイズなんかも自由に自分で決めてさっさと進めてください、という感じであります。
やり方もひと通り覚えたはずなので、どうするか迷った時に先生に相談する程度で、まったく自由に制作できる雰囲気です。
今回は、私は無計画であります。下書きを細かくしてしまうと、どうも私が求めている「偶然できる」作品にならないようなのです。
とは言えまったく何もないという訳ではなく、なんとなく「ハスの花」と「鯉」が頭に浮かんでいるので、これをモチーフに進めてみようと思います。

ところで、なぜに「ハスの花」と「鯉」なのかと申しますと、昔父親の同僚にやさしい人がいて、ある時家族ともどもその人の車で旅行に出かけたのです。その時に蓮池でボートに乗った記憶がやさしい忘れられない思い出となって残っているのです。ボートの周りがハスに囲まれていて、ハスを掻き分けゆっくり進んで行くのですが目線より上に伸び出た茎の先に大きなハスの花が咲いていて、周りはハスしかなくあとは空が見えるだけ。この世のものではない世界に入ってしまった感じがしたものです。
そして、そのやさしい人は若いのに趣味が盆栽と錦鯉だったのでした。錦鯉の世界も独特で、前に赤江漠さんの小説でそんなマニアックな鯉の世界の物語を読んだことがあったので、不思議感がいっそう増して忘れられないものになっているのかもしれませんね。

さて、とりあえずエッチングの線だけで腐蝕です。

 Hasua


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