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2007/12/08

銅版画制作ノート07秋

最終回の銅版画の時間はプリントに専念する予定でしたが、黒ニスのマスキングをしながら腐蝕する作業に手間取って時間ギリギリでなんとかプリントにこぎつけました。
本当は1枚試刷りをした段階で、手直ししたい所を彫って仕上げたいと思ったのですが、時間がなくなっていきなり本刷りです。

   Hasud
   お、なんか思ったよりイイ感じじゃないですか?

手彩色する場合は白い所がこのくらいあってもいいかもしれません。
でも真中の蓮の花も鯉も、もうちょっと掘り込みたい感じがします。それと泡が全部白いので、春に時間があればまたちょっと手を加えてみようと思います。

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2007/12/03

銅版画制作ノート07秋

これはなんでしょう?
  ↓  ↓  ↓
Ndoban

実はこれは黒ニスを塗った銅版です。
アクアチントを7段階に分けて腐蝕しているのです。
松脂をかけて熱し、一度腐蝕させてから一番明るいグレーにしたい所を黒ニスを塗って覆い、腐蝕を止めます。
また何分か腐蝕し、さっきよりも一段階暗いグレーにしたい所を黒ニスを塗って覆います。
何分か腐蝕し、もう一段階暗くしたい所を黒ニスで覆います。
何分か腐蝕し、もう一段階暗くしたい所を黒ニスで・・・・・をえんえんと5段階繰り返しています・・。
この作業で2回の講座が費やされました。黒ニス塗りに時間がかかるのです。
もう何が何だかわからない状態になっています。
この作業が終わらないことには途中で試し刷りもできないので、どこがどうなっているのやら全然見当もつきませんよ。大成功か大失敗かはもうプリントしてみるまではまったくわかりません。
これは偶然できる効果が期待できるのか??と一瞬思いましたが、どうも違いますね。
「黒ニス、間違って塗っちゃったよ、どうしよう~、これもありですかー?」みたいな・・・?

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