2009/06/18

モノラル

この間の日曜日に「ROSE NIGHT SENDAI@仙台・JUNKBOX」に行ってきました。
随分前の「ENDS」以来で、場所も雰囲気もほとんど覚えちゃいなかったのだけど、どうしても「MONORAL」が聴きたかったのですよ。久しぶりのライブは音の迫力も盛り上がりもすごかった~!

話は変わるようですが最近、絵でも音楽でも民族色を出したりテイストを加えたりしているものが気になってきているのです。自分が持っているものや育った環境を大切にして、自分なりにアレンジできると何か新しいものが生まれる気がします。

去年たまたまテレビのチャンネルを回したときに、カザフスタンの若者の間で流行っている音楽を紹介するPVが流れたことがあったのですが、たしかカザフスタン独自の衣装であるとか言語であるとか環境などが全面に打ち出された映像と、今の若者らしいロックが融合したような音楽だったような気がするのです。
なにぶんあっという間に終わってしまったので思わず見とれてしまって、かっこよかったという印象しか残っていないのですが、それでもそれから私の頭の中では「カザフスタン」は独自の文化を大切にしたい、というひとつのキーワードとなっています。

そういう意味ではどことなくアジアン(アラビアン?)テイストが入ったような「MONORAL」の音楽も、私の中でそんな流れの誘引のひとつだったかもしれませんが、仙台でライブが聴けるなんて本当に幸せな夜でした。


        

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2007/02/16

狭くて寒いアトリエ

ここのところ合唱曲を練習していたこともあって、モーツァルトとかバッハなどのクラシックをずっと聴いていたのですが、最近 U2 を買って聴いてみたらなんだかすごく切ない気分になってしまいました。
いいな・・U2 。(しんみり・・)

     U2
ザ・ベスト・オブ U2 18シングルズ
この通常版はボーナス・トラック「アイ・ウィル・フォロー」収録

やはり暖冬とはいえ、冬は動きが鈍ってしまうようで頭が充分活動していない気がします。
なにしろ Media Playerで音楽を聴きながら、ずっとプレイビューのいろいろ模様が変わっていく視覚エフェクトを ぼーッと眺めていられます。
今年は年末にカフェで絵の展示会をして、来年の個展に向けて作品制作を進めなければいけないところですが、まず30号のキャンバスが大画面に見えてしまう狭いアトリエ(自分の部屋)をなんとかしないと、いつまでたっても小作品しか描けないような気がします。
やはり、どこかへ通うしか手はないのか・・・

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2006/12/02

クリスマスオラトリオ J.S.バッハ

12月3日(日)は仙台宗教音楽合唱団第30回演奏会があります。

Ensokai
バッハ 「クリスマスオラトリオ」
仙台市青年文化センターコンサートホール
14:30開場 15:00開演 全席自由
入場料 前売¥4,000 当日¥4,500
学生¥2,500



私は自分の都合で途中で戦線離脱してしまいましたが、いよいよと思うとなんだかわくわくして心がはやってきます。聴きに行くのが楽しみです。

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2006/08/23

藤原道山 コンサート

宮城県美術館の「吉原治良展」関連イベントとして、8月20日美術館のエントランスホールにて気鋭の尺八奏者「藤原道山」コンサートが開かれました。

  Dozan

はっきり言って私はその日、このイベントはまったく知らずに出かけたので、まさに「ラッキー!!」としか言えないような気分でした。
最近は日本古来の楽器を演奏する若い演奏家が増えてきていますが、これはとても素晴らしいことではないかと常々考えていたりします。ヨーヨー・マ率いるシルクロードアンサンブルの尺八奏者が、日本人ではなかったことにちょっとがっかりしたこともありましたが、藤原道山の素晴らしい尺八の音色がもっと世に知られるとうれしいと思います。
もともと琴の演奏が好きなので、十三弦と十七弦が加わったコンサートはとても楽しいものでした。
知らないで行ったくらいなので、もっと宣伝されていればもっと人がたくさん集まったのではないでしょうか。

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2006/03/12

クリオラ

バッハの ”クリスマス・オラトリオ BWV248” 通称「クリオラ」は私が通い始めた合唱団の今年12月の演奏会の演奏曲目なのですが、第1部から第6部までの2時間半近くに渡る大曲で、現在すごい勢いで練習中であります。楽譜がぶ厚くて重い!
私にとっては「音階が高い、テンポが速い、ドイツ語である」という三重苦がのしかかっている訳ですが、なんとかついていっているといった状況であります。熱心な団員の方々は既に嬉々として自信に満ち溢れて歌っていて、楽しくてたまらないといった感じが伝わってきます。(特にテノール)
もともと、このクリスマスオラトリオはソリストも含め、男声のみで歌われるように作られているそうなので、CDを探しても少年合唱団で歌われているものが多いようです。当然、今私が歌っているソプラノのパートはボーイソプラノでキビキビと歌われています。

この間、クリオラのCDの第6部の最初のコーラス54番をパソコンに取り込んで、0.9の速さで練習していたら、先週の合唱の練習で歌を合わせた時に、(はやっ!!)と思ってしまいました。どうものんびりした性格がここでも裏目になっているのか・・そんなに急がんでも・・・と思ったりして。でも、0.9の速さで歌っていたら全曲歌い終わるのに2時間半じゃ済まなくなりますな。
普段の練習も周囲を気にしてCDもそんなに音を高くせず、蚊の鳴くような声で歌ってみる訳で、合唱団の強化練習にも行っていないので、私などは全然戦力にもなにもならない団員だよ、と思ってしまいますが、それでも自分が楽しいので続けていたりします。

合唱をやっていて良かったなと思うことは、バッハやモーツアルトでも自分の知らないいい曲を教えられたり、聞いたこともない作曲家の素晴らしい曲を知ることができたり、ラテン語でもドイツ語でも知識が少し広がるので今まで何気なく聴いていた曲の歌詞がわかるようになってきたり、作曲家についての知識や時代背景、指揮者や演奏家などの知識もついでに広がるというような所でしょうか。
勿論音楽を専門的にやっている方には常識的なことなのでしょうが、絵を描くことにばかり没頭している私にとっては、自分の知らない世界を垣間見ているような感じがしないでもありません。
そんな訳で最近私の頭の中はずっとクリオラが鳴り響いており、ドイツ語の歌詞で独り言をつぶやく日々がしばらく続きそうな予感。

chrioraクリスマス・オラトリオ(CD)

ユニバーサルクラシック
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
演奏:イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
    モンテヴェルディ合唱団
演奏が波のように3拍子を踏んでいて、速くて軽やかな感じです。

chriora2クリスマス・オラトリオ(CD)

BMGファンハウス
指揮: ゲルハルト・シュミット=ガーデン
演奏: コレギウム・アウレウム合奏団
    テルツ少年合唱団
バッハ時代の慣習を踏襲した少年合唱団と男声のみの演奏。

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2005/08/19

レクイエムとカンタータ

先日、「マタイ受難曲」を聴きながら絵を描いているうちに、急に思い立って宗教音楽合唱団へ見学に行き、そのまま練習へ参加することに。
最近なぜだか頭の中に、フリードリヒの絵のような誰もいない高い山の上で、「キリエ」を思いっきり歌ってみたい、というイメージが思い浮かんで離れなかったのであるが、実現しそうもないのでとりあえず歌えればいいかな、と手近な所を探してみた次第。
今練習している曲は、デュリュフレの「レクイエム」とオネゲルの「クリスマス・カンタータ」。10月の演奏会に向けての演奏曲目である。まだ10月なのにクリスマスとは、と思ったけれどレクイエムと合わせて誕生と死の組み合わせにしたのであろうか。デュリュフレのレクイエムはとてもきれいな曲で、うっとりとしてしまう。

ひとつひとつのパートはどうということもない断片化された旋律なのだが、その各パートの旋律が合わさって合唱となり、楽器が加わり、ソロが入り、児童合唱も加わり、あらゆる調べが合わさって紡ぎだされる音楽は、完成に近づくにつれ信じられないくらいの感動に満ち溢れたものとなってくる。
完成された音楽を聴くというのも素晴らしいけれど、この完成してゆく過程を自分で一度でも味わってしまうと、その喜びと感動はひとしおで、やみつきになってしまうものらしい。
若いときに某合唱団に所属していたことがあるのだが、やめて随分経つのに、歌ったことのある演目の演奏会に行ったりすると、客席にいて曲を聴きながらも歌いたいのを我慢して、じっとしていられなくなってしまったりするのである。
とは言え、普段発声練習をしているわけでもなかったので演奏会参加は遠慮して、今回は練習で歌って楽しむことが目的。
演奏会はソロの素晴らしい声も堪能したいし、楽器の演奏もあるらしいので、これはもうじっくりと客席で聴いて味わいたいということで、二重の楽しみですな。

syuon 仙台宗教音楽合唱団
 (www.geocities.jp/cgms_1967/)
 
 第29回演奏会
 2005年10月2日(日)
 仙台市青年文化センター
 開場3:30PM 開演:4:00PM


==プログラム==
M.デュリュフレ「レクイエム」
A.オネゲル「クリスマス・カンタータ」
入場料:前売 2,500円 当日 3,000円 学生 1,500円(全席自由)

それにしても、10月からまた銅版画に打ち込むことになるとすると、ひょっとして2,3ヶ月の入団期間で終わる可能性も・・。

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2005/07/06

THE DARK SIDE (CD)

DarkSide  



GREGORIANの5thアルバム
「THE DARK SIDE」

そう、ダース・ベイダー(アナキン)が陥った世界のことではない。(いや、似たような意味なのかもしれない、よく考えると)。
エピソード3とはまったく関係のない「GREGORIAN」の5作目のCDの話なのである。
ドイツのオフィシャル・サイトで紹介されているのはこの黒いアルバムなのであるが、なぜか日本向けはロマンチックなカバーがかけられて、中のダークな感じのアルバムが見えないようになっている。
darkj
グレゴリアン
「光と闇のストーリー」(CD) (2004/12/16)
インペリアルレコード

グレゴリアンとは、「ENIGMA」(エニグマ)の創始者のひとり、フランク・ピーターソンが主宰するプロジェクトで、そのコンセプトはイギリス国教会の聖歌の達人たちが、ロック/ポップスの名曲をグレゴリオ聖歌風のスタイルで歌い、そこにダンス・ビートを加えるというもの。
前4作「マスターズ・オブ・チャント」シリーズでは、世界的に世代を超えて皆に愛され、よく聴かれている有名な曲などを多く揃えていたけれど、この5作目は違う。
「ザ・ダーク・サイド」という名前が示すとおり、心に闇をかかえ、苦悩し葛藤しながらもかすかな希望、救いといったものを求めているというような、よりスピリチュアルな内容の曲が選ばれている。
と言っても、私の知っている曲はドアーズの「ジ・エンド」と「オーメン」のテーマくらいなものであるし、語学も得意ではないので、中に入っている対訳歌詞つきのレヴューに頼るほかはない。
対訳歌詞というのもあまり直訳では意味がわからなくなるし、意訳し過ぎても深読みじゃないかと思われたりするから大変だと思う。思うけれど、よく考えるとなんだか意味がわからない、というのも多い。
英文と見比べて自分なりに意訳をはかってみたりするが、歌詞というのは暗にいろいろな意味が込められていたり、学校で習ったような文法は無視されてたりすることが多いので、語学に堪能で文学にも造詣が深く詩人である、なんていう人が訳さない限り、ぴったりくる対訳は難しい、と思う。それでも、ここに選ばれている曲は心の奥まで響いてくるようなものばかりで、なんだか切なくなるほどである。
英和辞典を片手に歌詞とにらめっこしてるうちに、一箇所だけ「4人の騎士」の対訳が違っている所を発見。
>The Hoseman held a bow
>「(一頭目の馬の)騎手はお辞儀をした」 と書いてあるのだが
いや、お辞儀してません。ここは、「騎手は弓を持っていた」で、英文そのままですぜ。
原曲が「ヨハネの黙示録」にヒントを得たということがわかっていても、実際に聖書で確認したのではないということなのだろう。

唯一「オーメン」のテーマ「AVE SATANI」だけ対訳歌詞がない。ラテン語だからなのか、悪魔的内容すぎるからなのか理由は不明。
「アヴェ・サンターニ」は覚えやすい曲なので時々無意識に口ずさんでしまうのだが、頭に666の数字が刻まれている悪魔の子が次々に惨殺を繰り返すオカルト映画「オーメン」のテーマだけあって題名からしてやばい、と感じる。知らずに悪魔を讃えているような気がして、頭で鳴り響く音楽を無理やり振り払ってみたりする。寝る時にも聴いているんだけど、変なサブリミナル効果が出たらどうしよう・・。
もともとこれを合唱している彼らも、あちこちの教会の合唱団に属している人たちなのだろうけど、ほんとにこれ合唱しちゃっていいのか!? すごく罪深そうな歌詞のような気がするのだが・・。

一番気に入っているのは「IN THE SHADOWS」という曲で、フィンランドの4人組、ラスマスの最新作からシングルカットされた曲だそうである。途中で鳴り響く鈴のようなトライアングルのような、えも言われぬ天上の響きにうっとりとしてしまう。関係ないが、頭の上の方で響く感じが、唐突に貴志 祐介の小説「天使の囀り」を思い出させる。

ところで、カトリックの教会で荘厳な感じで流れてくるグレゴリア聖歌について、持っている2枚のアルバムからちょっと書いてみようかと思ったのであるが、長くなってしまったのでまた次回。

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2005/05/08

コーラス

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 映画「コーラス」
 制作・特別出演:ジャック・ペラン
 監督・音楽:クリストフ・バラティエ

第二次大戦後のフランス。規則で縛り付けられ、校長の方針である「ちょっとでも違反すれば体罰」という容赦ない厳しい寄宿舎生活で荒んだ毎日をおくっている子供たち。そこに舎監として赴任してきたひとりの音楽教師によって、歌うことを教わり、歌を通じて次第に心を開いてゆき、夢を取り戻していく子供たちの姿が描かれます。
出会いと別れ、親子の絆、教師のありかた、一見重いテーマがフランス映画らしく淡々と描かれている所に好感が持てました。
映画「コーラス」は、2004年 本国フランスで空前の社会現象を巻きおこした感動作であるということを後で知りました。“奇跡の歌声”と絶賛されるジャン=バティスト・モニエ少年とフランスの「サン・マルク少年少女合唱団」の少年たちが奏でる歌声が素晴らしく、全面に流れる哀愁感漂う音楽もこの映画を盛り上げています。

合唱が好きで、随分前にウィーン少年合唱団のコンサートを聴きに行ったことがあるのですが、仕事帰りだったせいもあり、不覚にも寝てしまったという過去がある私ですが、この歌声は今までとはちょっと違うという気がしました。聖歌隊でありながら、歌っているのが聖歌ではなくこの映画の為に作られた曲であるという所とか、モニエ少年の声が一段と透き通った輝きを放っているからとかいう理由かもしれません。
いずれにしろ、低予算で作られた映画が大ヒットし、サントラも予想に反した売り上げを記録しているという現象は、現代社会に欠けている何かをこの映画に感じ取っているのではないかという憶測とともに、ボーイソプラノという声変わりするまでの短い期間だけ、という“儚いもの”に愛着を持つ人は多いという証なのでしょう。

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2005/01/24

新シルクロードのテーマ

mohini2005年1月より放送が開始されたNHKスペシャル「新シルクロード」。25年振りの新シリーズということで元旦から楽しみに見ていました。
「ヨーヨー・マとザ・シルクロードアンサンブル」の奏でるテーマ曲「モヒーニー」(魅惑)。
インド国立博物館にあるモヒーニー像はインドの"ヴィシュヌ神が魅惑的な美女に化身した姿"のことで、愛の催眠的な美しさを讃えているということですが、インドの伝統音楽に根差しながらインド外の楽器をも使用し、ヨーヨー・マのチェロが加わってなんともいえない味わい深い音楽になっています。シルクロードのテーマと言えば今までは「喜多郎」の音楽を思い浮かべましたが新シリーズが始まった今、このチェロが奏でる深みのある音楽に心奪われています。

写真はインドのChennakeshava Templeにあるモヒーニー像です。胸から腰にかけてのしなやかな線が魅惑的です。

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2004/11/20

THE COUNTER

     counter.jpg ENDS 「THE COUNTER」 (CD)

「ENDS」の最新アルバム「THE COUNTER」が発売された。2年間の「SOFT BALLET」活動を終え、自身のソロユニット「ENDS」の活動を再開させた遠藤遼一。7枚目、3年振りのフルアルバムである。
さまざまなジャンルのリズムを取り込み混ぜ合わせ、彼独特の感性で再構築されたような曲の中でも、今回はまた「阿波踊り」のリズムなんかがfeat してあったり、アフリカンなリズムだったり多様な楽曲で溢れている。歌詞は、報復が報復を呼ぶ現代社会への痛切なメッセージであったり、自分らしく生きることへの情熱がひしひしと伝わってくるようなものであったり、時には激しく、時にはしんみりと心に染み込む。
最近暗いニュースばかりで殺伐とした気分になってしまうのだけれど、「ENDS」の曲は心に優しさと希望と元気を与えてくれる。私の生活はしばらく「THE COUNTER」リピートエンドレスになりそうである。

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