文化・芸術

2016/03/22

安藤 誠人展

久しぶりにうれしい便りが届きました。

5年ほど前まで一緒のアトリエで描いていた仲間の展覧会の
通知です。

東日本大震災後に九州に引越して行った方ですが、遠い地でも
頑張っていますね。

静かな味わいのある絵を直に見に行きたいものです。

Masatoando_4安藤 誠人展 「貝の杜」
ー内なる螺旋の光と陰ー

2016年3月22日~27日

ギャラリー風
福岡市中央区天神2-8-136

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2008/07/18

ギャラリー・スタンプラリー

「版画みやぎ」展覧会も終わり、油彩な日々がまた戻ってまいりました。
同時開催で仙台市の南町通りにある「ギャラリーJ」という所で版画みやぎに展示している作家さんたちの小作品展をやっていたのですが、私はこのギャラリーがあるのをはじめて知ったので「こんな所にギャラリーが!?」と、思ってしまいました。
 G_j
ビルの8階にあるので入り口がよくわからない所が難点ですが、エレベーターで上がって扉を開けて入ってみると、落ち着いた雰囲気の、明るくて感じのいいギャラリーなのです。深沢幸雄の版画作品や、版画みやぎで活躍中の作家の作品も常設されています。
ここは7月行われている「仙台街中ギャラリーウォーク・スタンプラリー」の会場のひとつになっているのです。来場者が会場となっているギャラリーを回ってスタンプを5つ集めて応募用の箱に入れると、抽選で各ギャラリーから1人ずつに3000―5000円相当の陶器や木版画などが贈られる、という企画なのです。こういう企画っていいですね!仙台では今までなかったですから、どんどんやってほしいと思いました。10月には宮城県美術館も開くようですし、仙台の人たちに画廊めぐりをするという楽しみが普通になってほしいものです。

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2008/07/12

「版画みやぎ2008」展 開催中

「版画みやぎ」2008
期間7月11日(金)~16日(水)
場所仙台メディアテーク 5Fギャラリー
時間10:00~19:00(最終日17:00まで)

10日の貴重な搬入風景、載せちゃいますっ!

  Hanmiya1

  Hanmiya2

  Hanmiya3

  Hanmiya4

この、みんなワラワラと忙しい雰囲気が、なんだか楽しいんだよね。

ちなみに私は今回の春の作品も展示に間に合わせました。
前回(ガレの個展)で、額装を画材屋さんにまかせっきりにしたのですが、今回はお金がな~い(ToT)・・ということでせっせと自分で額装したので時間がかかりました。
「銅版画制作ノート」の更新もピッタリと止まってしまっていましたが、遅ればせながらこれから今回の春の作品の工程を載せていきたいと思います。

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2007/04/06

開花を待つ日

今年は、桜が咲いたら近くの公園に見に行くくらいの心の余裕がほしいなどと思っているのですが、東北はここ数日寒い日が続いていて開花はもう少し先のようです。
選挙運動もピークを迎え、ウグイス嬢の声も金切り声になってきて、このハイテクの時代に街中を大音響で名前の連呼を繰り返しながら走り回る選挙活動ってなんとかならないものなんでしょうかね・・。
ところでそれはさておき、今年予定していたカフェでの個展がだめになってしまいました。店長が体調を崩したらしくお断りのメールがきてしまいました。
小さい作品があるといいねと言われていたので、30号を2枚描きかけのまま放置して、SMサイズで3点くらい描き始めていた所だったのでちょっと力が抜けてしまいました。その後、どこか別の所で探してみたのですが、ちょうどいい広さの会場が見つからずに今年はあきらめムード。仙台は大きな都市なのに芸術方面で何かしようと思っても不便を感じることが多い街です。

          Kareha
          「枯葉」 油彩 SM


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2007/01/07

空間認知能力

空間認知能力とは目に見えたものの形や大きさ、空間に占める割合、位置関係などを認知する能力です。
立体的にものを捉える能力ということですね。
最近、ひとりの小学生が短時間で正確に目の前に置いたものをデッサンしてしまったのを見て、空間認知能力という言葉が思い浮かびました。私の場合、何回も修正を繰り返しながら、正確さに近づけていくのでとても時間がかかってしまいます。空間認知能力が高いと、この小学生のように一瞬で正確にものの形や位置関係を把握できて短時間で表現することができるのでしょう。

私にとって、たとえば時々方向音痴だったり、収納しきれないと思ったものを他の人がうまく入れてしまったり、などという空間音痴は取るに足らないことなのですが、描いている絵が毎日のように違って見えるというのはとても困ることなのです。

描いている時にヘンなことに気付かない、というのが所謂音痴だと思うのですが、翌日とか時間が経つと気付くので、気に入らない所を修正するのですが、良くなったと思ったのにまた次の日にはヘンに見えるということを延々と繰り返してしまうと、さすがにすっかり自分の目に自信がなくなってきて意気消沈してしまいます。

そんな訳で、思いがけず苦戦を強いられているスフィンクスの絵なのでした・・
(版画にして失敗した下絵を油彩にしたからかなぁ・・)
もういくら時間がかかろうが気にいらない所がなくなるまで、加筆を続けることにします。

   Sphin1
  約半年近く修正を繰り返しているスフィンクスの絵

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2006/12/24

クリスマス生け花

クリスマス・イブ
教会の会堂を飾るクリスマス花です。
プロテスタントの教会はカトリック教会と違って、きらびやかな飾りがないことが多く、白い壁をバックに 一点のこの生け花が心を和ませてくれます。

Ikebana
by網干豊珠:小原流

日本の伝統である生け花には、花が美しく見える基本の構成というものがあって、絵で言う黄金分割みたいなものかもしれない、などと思ったりします。
私自身は花は自然に咲いているのを見るほうが好き、という理由で生け花を習ったことはないのですが、庭の花を花瓶にいけたりする時にみっともなくなったりするので、せめて基本くらいは知っておいたほうがいいよね・・と思うことがあります。
最近はプリザーブドフラワーとかフラワーアレンジメントが流行っているようで、話題になったりモチーフにいただいたりします。
ドライフラワーもプリザーブドフラワーも静物になってしまっていますが、生け花はその名の通り生きている花を美しく構成した一瞬の美です。生きているのでつぼみは開いてくるし、咲いているものは枯れてきてどんどん変化していきます。儚い美を追求していく所が日本的だな、とクリスマス生け花を見ながらなんとなく考えた日でした。

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2006/08/24

吉原治良展

Yosihara
現代絵画への軌跡
吉原治良 展
2006年8月6日~10月9日
宮城県美術館


あまり期待せずに行った「吉原治良展」でしたが、自分の中では予想外になかなか良かったなという感想を持ちました。 期待せずにというのは、チラシにあった「黒地に大きな赤の丸」という作品には特に興味が湧かなかったという理由からです。
会場に行ってから、「吉原治良」があの「具体」の中心的な人物だということに気がついて、ちょっと愕然としてしまいました。

具体美術協会、通称「具体」は、吉原治良を中心に集まった前衛的な美術家集団です。
海外でも高い評価を得た「GUTAI」の活動は、「誰のまねもするな、今までにないものを作れ」という吉原のモットーに貫かれており、美術という概念に捉われない多様な素材や、激しく身体を動かして表現するパフォーマンス的な制作活動が特徴的です。

「具体美術協会」のことは、ず~っと前のテレビの放送でしか見たことはないのですが、それぞれ「!?」がつくような表現活動だったことだけはおぼろに覚えています。特に、メンバーの白髪一雄が天井から縄をつるしてそれにつかまりながら、足でダイナミックにペイントしていた姿は強烈に印象に残っていました。

フランスで「アンフォルメル」という抽象表現活動がおこってきた時期と重なるらしいですが、それより少し前にこの活動が始まっているということは、この流れに乗って始められたとかではなく、吉原の言葉どおりオリジナリティの追求の結果であるということなのでしょう。

ともあれ、その吉原治良の初期の具象作品から、晩年の抽象作品に至るまでの変遷がよくわかる展覧会でした。初期の魚などの作品もちょっと面白い感じを受けましたが、やっぱり戦後になって世の中が少し落ち着きを取り戻した頃の抽象的作品の方が私は好きです。
具象から抽象への移行期の作品は、線とか面、色やモチーフのの配置などにこだわっている様子が感じられますが少し不安定な感じも受けます。時代が経つにつれて筆のタッチや、盛り上がりやうねり、刻んだり流れたりという質感や触感が感じられるものに変わってきて、最終的には明快なフォルムである丸の形に行き着いている、という変遷の過程が一気に見られてなかなかに興味深いものがありました。

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2006/04/30

ヒエログリフ

古代エジプトというとピラミッドやスフィンクスと並んで、興味をそそるのは古代文字です。
文字の世界も調べ出すと面白くて、意外な所で不思議な文字に出会ったりします。
インドの梵字は赤江曝の本の中で不可思議なミステリーを放っていましたし、中国の古代文字はザオ・ウーキーの絵の中で踊っていました。ピラミッドやエジプトの遺跡には、ヒエログリフがびっしりと壁や柱を飾っていたりするのを見るにつけ、また私の思考がどこかへ飛んでいきます。
本や絵や音楽や遺跡や古代文字など、ありとあらゆるものがいろいろな刺激を与えてくれ、精神的な糧となってくれるのでしょうね。

ところで本を読むときに、作家の国や信仰するもの、また時代背景を知ることは、その本の内容の理解力をさらに強める基本となるところですが、本の中に出てくる作家の頭の中にある哲学的なものなどは、本の中のところどころに散りばめられた断片的な言葉から推し量るしかありません。
中学の頃ヘッセを夢中で読み漁った時期があったのですが、小説「デミアン」の中で「アブラクサス」なる言葉に悩み、いろいろ調べたことがありました。今のようにインターネットが普及していなかった時代だったので、思うように調べられず、結局わからずじまいでずっと忘れずにひきずっていた覚えがあります。
今ではインターネットで検索するとなんでも調べることができるので、でかい百科事典などなくても便利な世の中になったものだと思います。

さて、エジプト神話や古代神達、またヒエログリフなどについてもっと知る事ができればさらに面白い発見があるかもしれない、と思い、いろいろその手の本を買ってみたら・・・。
エジプトに関する神話や文字や旅行に関する話が傑作なイラストつきでわかりやすく解説されている本、発見!!

   Kodai_e

 古代エジプトうんちく図鑑
 芝崎みゆき 著


これ、最高!
読んでる最中に何度吹き出したことか・・。


エジプトという風土や物の考え方やこの国が持つ特質みたいなものまで、作者の体験を通して手に取るようにわかります。作者本人直筆のイラストが傑作です。


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2006/04/14

スフィンクス

エジプト、ギザのスフィンクスが10年振りに修復作業とか。(先月のニュース)
スフィンクスというと一番先に思い浮かぶのは、ギュスターブ・モローの絵です。少年のときに買い与えられたという神話の本の中の世界を想像し、頭の中に浮かぶ世界を見事に表現するその描写力には目を見張ります。印象派やロマン主義全盛の折、ひとりそのブームから離れて独自の世界を展開した孤高の画家モロー。私の大好きな画家のひとりです。
また、もうひとり好きな画家の中にレオノール・フィニという人がいます。この画家もスフィンクスを描いています。彼女の絵の中の人の顔は皆本人に似ているような気がするのですが、フィニのスフィンクスは神話の世界というよりは彼女の心の中の住人という感じがします。

心の中の住人といえば、とても印象深く残っているものに山岸凉子の「スピンクス」という漫画があります。心の中に闇を抱え、生きようとする意志さえ閉ざしてしまった少年。治療を試みながら見守る精神科医。少年の見る幻覚がスピンクスとなって表れる様子がいやにリアルに描かれていて、まるで自分が出口の無い白い世界に入り込んでしまったような錯覚さえしてくるようです。スピンクスは少年にとっての「母」のイメージなのです。
山岸凉子の描く漫画の持つ、一種独特の雰囲気のある世界が大好きなのですが、彼女の作品は「スピンクス」をはじめとして、「イシス」「ハトシェプスト」「ツタンカーメン」などエジプトを連想する題材も多いということに今気づきました。

前にちょっと書きましたが、「ゴッド・ディーバ」という映画の場面で空中に浮くピラミッドがあって、中にはエジプトの古代神であるホルス・アヌビス・バステトがおり話はそこから展開していくのですが、よく本や絵や写真で目にするエジプトの古代神達やヒエログリフに想いを馳せていました。
私の愛読書の一冊であるミヒャエル・エンデの「鏡の中の鏡」はホル(ホルスの意味だとか)から始まり、ホルへの呼びかけで終わっていたな、とか 前に見たスティーブン・キングの「キングダム・ホスピタル」にはアンチュビス(アヌビス)というアリクイ(?)のような動物が出てきたな、というようなことまで思い出して、だんだん考えがいろいろな方面へ飛んでいくのが私の悪いクセのようです。


      Sphin

      「目覚め」
      新しい下地のための制作 F3号(未完成)
                         Copyright

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2006/03/03

現在進行中-Now Painting-

寒くてずっと活動が鈍っていましたが、3月に入りやっと少しだけ暖かくなってきたようなので、筆の運びも少しだけ軽やかになってきました。
現在ひたすら壁塗り作業に没頭しています。要するに下塗りなのですが、これが楽しい!
F30号2枚、F20号1枚、F3号4枚下塗り中!

        kabe


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