ギャラリー・スタンプラリー
「版画みやぎ」展覧会も終わり、油彩な日々がまた戻ってまいりました。
同時開催で仙台市の南町通りにある「ギャラリーJ」という所で版画みやぎに展示している作家さんたちの小作品展をやっていたのですが、私はこのギャラリーがあるのをはじめて知ったので「こんな所にギャラリーが!?」と、思ってしまいました。

ビルの8階にあるので入り口がよくわからない所が難点ですが、エレベーターで上がって扉を開けて入ってみると、落ち着いた雰囲気の、明るくて感じのいいギャラリーなのです。深沢幸雄の版画作品や、版画みやぎで活躍中の作家の作品も常設されています。
ここは7月行われている「仙台街中ギャラリーウォーク・スタンプラリー」の会場のひとつになっているのです。来場者が会場となっているギャラリーを回ってスタンプを5つ集めて応募用の箱に入れると、抽選で各ギャラリーから1人ずつに3000―5000円相当の陶器や木版画などが贈られる、という企画なのです。こういう企画っていいですね!仙台では今までなかったですから、どんどんやってほしいと思いました。10月には宮城県美術館も開くようですし、仙台の人たちに画廊めぐりをするという楽しみが普通になってほしいものです。
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隣のスペースで同時に開催されていたレザーワーク展。正直“革工芸”と聞いてそんなに興味を持たなかったのですが、見たら予想外にとても惹きつけられる作品ばかりでうれしくなりました。「皮革」という素材による立体造形で旋風を巻き起こす作家、と作品集にも書いてあるとおり、それは革が貼られた彫刻のようで、とりわけ人体の骨格や筋肉がとてもきれいだと思いました。作家の河野氏がちょうど来場なさっていて、いろいろ話を聞くことができました。昆虫が好きだということで、作品も甲虫やかたつむり、蟻、さなぎなど、昆虫を題材にした作品が見事に革という素材にぴったりマッチしています。羽根の部分は豚の皮を使っているそうで、作家によって使う素材というのは本当にいろいろあるものだと感心しました。






これは個人的に“手足が好き”という好みにもよりますが、色がつけられて完成された作品とはまた違った魅力が感じられるからです。

柳原義達は、「彫刻は触覚空間の芸術である」として繰り返し素描を描き、人物や鳩など 氏の言う ”自然の法則”=量の移動、量と量のひしめき、面の構成、均衡の美しさetc.を、頭の中で完全に把握してから彫刻制作に取り掛かっていたといいます。
こんな抽象画は今まで見たことがなかった!と思うほどの深い感動を味わいました。いくつかの部屋に分かれて展示されていたのですが、次の部屋に移るたびにひとつひとつの絵の持つ不思議な迫力に圧倒され、声にならない感動が身体を満たしました。










